不活化したウイルスを人に投与(従来型ワクチン)を、KMバイオロジクスが東大医科研/感染研/基盤研で、研究にとりかかり2021年内に試験を開始する模様です。このワクチンはmRNAでないワクチンです。
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1.開発状況について

~厚生労働省HPから抜粋~
現在、新型コロナウイルス感染症のワクチンについては、早期の実用化を目指し、国内・海外で多数の研究が精力的に行われています。通常より早いペースで開発が進められており、現在、世界では複数のワクチンが承認され、接種が進められています。
日本でも、ファイザー社のワクチンが令和3年2月14日に薬事承認され、同月17日から接種が開始されています。また、武田/モデルナ社ならびにアストラゼネカ社のワクチンが令和3年5月21日に薬事承認され、同月24日から武田/モデルナ社のワクチンの接種が開始されています。
アストラゼネカ社のワクチンについては、原則40歳以上の方(ただし、他の新型コロナワクチンに含まれる成分に対してアレルギーがあり接種できない等、特に必要がある場合は18歳以上の方)を対象に、同年8月3日より予防接種法に基づく接種の対象となりました。
ただし、現時点では、アストラゼネカ社のワクチンの接種を行う機会は限られており、通常は、皆さまに、ファイザー社又は武田/モデルナ社のワクチンを接種いただくこととしています。
2.ワクチンの種類

国内・海外において、不活化ワクチン、組換えタンパクワクチン、ペプチドワクチン、メッセンジャーRNA(mRNA)ワクチン、DNAワクチン、ウイルスベクターワクチンなど様々な種類のワクチン開発が行われています。
不活化ワクチン、組換えタンパクワクチン、ペプチドワクチンは、不活化した新型コロナウイルスの一部やウイルスの一部のタンパクを人体に投与し、それに対して免疫が出来る仕組みです。
メッセンジャーRNA(mRNA)ワクチン、DNAワクチン、ウイルスベクターワクチンは新型コロナウイルスの遺伝情報をそれぞれメッセンジャーRNA、DNAプラスミドとして、あるいは別の無害化したウイルス等に入れて、人に投与するものです。それが、人の細胞に入り、ウイルスのタンパク質を作ることによってウイルスのタンパク質に対して免疫が出来る仕組みです。
3.現在の国内でのワクチンの開発状況<主なもの>
国内では数多くの企業や研究機関がワクチンの開発や生産体制の整備に取り組んでいます。

引用HP
4.今後、期待されるワクチン
着目する点にて、④の不活化したウイルスを人に投与(従来型ワクチン)を、KMバイオロジクスが東大医科研/感染研/基盤研で、研究にとりかかり2021年内に試験を開始する模様です。このワクチンはmRNAでないワクチンです。たくさんの人が不活化ワクチンを待っているため早期に生産体制に入れることを期待しています。